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鉄棒ができない原因とは?前回りや逆上がりが上達するコツと練習方法も解説

  鉄棒ができない原因には、筋力不足、恐怖心、正しい動きを知らないといったことなどがあります。
これらの原因は、適切な練習を取り入れて動きに馴染んだり、筋力をつけたりして、コツを覚えると克服できるでしょう。
  本記事では、子どもが鉄棒をうまくできない原因、前回り・逆上がりができない原因と克服方法、子どもをサポートする際のポイントを解説します。

子どもが鉄棒をうまくできない原因とは?

  子どもが鉄棒をうまくできない主な原因には、次のようなものがあります。
  • 腕や体幹の筋力が弱い
  • 不安や恐怖心がある
  • 正しい姿勢や動きを知らない
  • 体の使い方に慣れていない
  • 感覚がつかめていない
  鉄棒は、日常生活にはない姿勢や動きをするため「怖い」と感じる子どもが少なくありません。
また「前回り」や「逆上がり」の姿勢や動きのコツを知らないため、うまくできない場合もあります。
これらの原因は、適切な練習を取り入れて動きに馴染んだり、筋力をつけたりして、コツを覚えると克服できるでしょう。

子どもが前回りができない原因と克服方法

  ここでは、前回りがうまくできない原因と練習方法、成功させるコツを解説します。

前回りがうまくできない原因

  子どもが前回りをできない原因によくあるのは、次の2つです。
  • 腕で体を支えられない
  • 恐怖心がある
  恐怖心は、落下に対するものや、頭を地面に向けて倒すことに対するものがあります。
怖さから、途中で手を放してしまうケースもあるため、怖さを取り除きながら子どものペースに合わせて徐々に練習を進めることが重要です。

前回りの練習方法

  ここでは、鉄棒を用いて行う練習を2つ紹介します。最初に「ツバメのポーズ」を練習し、馴染んできたら「布団干しのポーズ」を練習すると、徐々に怖さを和らげながら安心して練習できるでしょう。

ツバメのポーズ

  ツバメのポーズは、前回りの準備姿勢です。前回りをするための姿勢や腕の筋力を身につけたり、高さに慣れ怖さを軽減したりする効果があります。   次の手順で行いましょう。
  1. 鉄棒を握る(親指は鉄棒を下から握り、他の指は鉄棒を上から握る)
  2. ジャンプして鉄棒がお腹にくるように飛び乗る
  3. 肘を伸ばして腕とお腹(足の付け根)で体を支える
  この状態に慣れることで、怖さを軽減し次の練習へスムーズに移れます。
腕の筋力が弱く体を支えられない場合は、大人が両脇の下を支えてあげてください。
一連の手順に慣れるまでは、地面に足が届く高さの鉄棒で練習すると怖さを感じにくいでしょう。

布団干しのポーズ

  ツバメのポーズに慣れたら、鉄棒を用いて布団干しのポーズも練習しましょう。
前回りの姿勢に慣れ、怖さを和らげるのに役立ちます。
布団干しのポーズをするには、まずツバメのポーズをとりましょう。
そして、足の付け根を軸にして体を前方に倒し、頭を下に向けます。布団が干されているようなイメージです。
 
  慣れてきたら、少しずつ手を放す練習を取り入れると、より恐怖心が薄れます。
安全のため、体を前方に倒した際に頭が地面に接触しない高さの鉄棒を選び、大人がサポートできる距離で練習しましょう。

前回りを成功させるコツ

  ツバメのポーズや布団干しのポーズに馴染んできたら、次はコツを覚えていきましょう。
ここからは、前回りを成功させるコツを解説します。

鉄棒は下から親指を回して握る

  前回りをするときは、親指は下から握り、他の指は上から握ることがポイントです。
親指が下から握っていない状態では、力が入りにくく、滑って落下するリスクが高まります。
 
  また、鉄棒を握る位置も重要です。 一般的には、肩幅と比べて少し広いところを握ると体が安定します。
手の幅が広すぎたり狭すぎたりすると、バランスを保ちにくくなるため、合う位置を見つけましょう。

ツバメのポーズから目線をおへそに向けて勢いよく回る

  鉄棒を正しく握ったら、ツバメのポーズをとります。
そして、視線をおへそに向けて、勢いよく体を前方に倒して回転し、地面に足を着地させます。
 
  勢いが足りないと、布団干しのポーズで停止してしまい着地できません。
停止してしまう場合は、大人が背中を下から上に持ち上げるように手助けします。
手助けする場合は、子どもがおどろかないように声かけをしてから行いましょう。
子どもは、おどろいたり恐怖心を感じたりしたときに、途中で手を放してしまうケースがあります。
安全に実施できるよう、大人がサポートできる距離で、子どものペースに合わせて練習しましょう。
 
鉄棒をするこどもたち

子どもが逆上がりができない原因と克服方法

ここでは、逆上がりがうまくできない原因と練習方法、成功させるコツを解説します。

逆上がりがうまくできない理由

  子どもが逆上がりをできない原因によくあるのは、次のようなものがあります。
  • 腕や足、体幹の筋力が弱い
  • 恐怖心がある
  • 鉄棒の高さが身長に適していない
  逆上がりは、体を鉄棒に引きつける腕の筋力や体幹の筋力に加えて、タイミングよく地面を蹴る力も必要とされます。
また、逆上がりを成功するためには、適切な高さの鉄棒で実施することも重要です。
胸の高さの鉄棒を選びましょう。適した高さの鉄棒がない場合は、床にマットのようなものを敷いて調整します。

逆上がりの練習方法

  逆上がりの練習には、鉄棒を使わずに行う「ゆりかご運動」と、鉄棒を用いて行う「ダンゴムシポーズ」があります。 これらの練習を通じて、逆上がりに必要な筋力をつけたり、恐怖心を和らげたりしましょう。

ゆりかご運動

  ゆりかご運動は、マットや布団の上で行います。
体操座りをして、背中を丸めた状態で後方に転がるように倒れて元の姿勢に戻ります。
この運動は、お腹や背中などの体幹の筋力をつけたり、逆さになる感覚を覚えることで怖さを和らげたりするのに有効です。

ダンゴムシポーズ

  ダンゴムシポーズは、鉄棒を用いて行う練習です。
鉄棒にぶら下がり、肘を曲げて体を鉄棒に引きつけた状態をキープします。
これは、逆上がりに必要な腕の力を鍛えるのに効果的です。

逆上がりを成功させるコツ

  ゆりかご運動やダンゴムシポーズに慣れたら、逆上がりのコツを覚えていきましょう。
ここからは、成功させるコツを解説します。

足を前後に開いて立つ

  逆上がりは、構える場所や足の位置が重要です。
鉄棒を中心として、左右の足を前後に開いて立ちます。
つまり、片足は鉄棒より前、もう一方の足は鉄棒より後ろで構えます。
 
  なお、鉄棒の握り方については、上から握る順手でも、下から握る逆手でも、どちらでも問題ありません。
子どもが馴染みやすい方の握り方で、手の平全体でしっかりと鉄棒を握りましょう。

足を前後に開いて立つ

  逆上がりは、構える場所や足の位置が重要です。鉄棒を中心として、左右の足を前後に開いて立ちます。
つまり、片足は鉄棒より前、もう一方の足は鉄棒より後ろで構えます。
なお、鉄棒の握り方については、上から握る順手でも、下から握る逆手でも、どちらでも問題ありません。
子どもが馴染みやすい方の握り方で、手の平全体でしっかりと鉄棒を握りましょう。

タイミングよく地面を蹴り上げる

  逆上がりを成功させるためには、地面を蹴り上げるタイミングや方向が重要です。
次の1〜3の流れをリズムよく行い、地面を蹴り上げます。
  1. 前の足に体重をのせる
  2. 後ろの足で天井に向けて真上に力を入れて蹴り上げる
  3. 前の足でジャンプするイメージで地面を蹴る
  後ろの足で地面を蹴るときに、斜め前に向けて蹴ってしまうと、鉄棒と体の距離が開いてしまい、うまく回転できません。

腕を曲げお腹を鉄棒に引きつける

  足で地面を蹴ったら、鉄棒をお腹に引きつけるように肘を曲げるのがポイントです。
肘が伸びている状態では、鉄棒と体の距離が開いてしまい、うまく回転できません。
感覚をつかむまでは、大人が腰や背中を支えて手助けするとよいでしょう。
肘を曲げるよう意識しても伸びてしまう場合は、腕の筋力が弱い可能性があります。
その場合は、ダンゴムシポーズの練習を取り入れて、筋力を強化しましょう。

子どもをサポートする際のポイント

  子どもをサポートする際のポイントは、安全面に配慮して恐怖心を和らげ、ポジティブな声かけを通して成功体験を積ませることです。
ここでは、それぞれのポイントについて解説します。

安全に配慮し恐怖心を和らげる

  鉄棒を練習する際は、安全に十分配慮し、恐怖心を和らげることが非常に重要です。
恐怖心があると、うまくできなかったり、途中で手を放して落下したりするおそれがあります。
恐怖心を和らげるためには、子どものペースに合わせて、少しずつ練習を進めていくことが大切です。
たとえば、ツバメのポーズのように回転しない練習からはじめ、最初は足が届く低い鉄棒を用いるとよいでしょう。
 
  ただし、実際に回転する際は、頭を打たずに回転できる高さの鉄棒を選ぶ必要があります。
また、落下しそうになった場合に、大人がすぐに対処できる距離で練習しましょう。床にマットを敷いておくことも安全対策の1つです。
安全面への配慮は、怪我を防ぐだけでなく、子どもに安心感を与え、恐怖心を和らげる効果もあります。

ポジティブな声かけを行い成功体験を積ませる

  鉄棒の練習は、子どもが苦手意識を持たず、楽しんで実施することが大切です。そのためには、練習を子どものペースに合わせて進め、大人がポジティブな声かけをしましょう。
 
  たとえば、小さなことでも良かった点を褒め、うまくいかなくても諦めないように励ますと効果的です。
また、大人が一緒に練習したり、子どもができたことを一緒に喜んだりすると、練習が楽しい時間になり、子どものモチベーションを高められます。

よくある質問

Q1.子どもが鉄棒をうまくできないのはなぜですか?

A. 鉄棒ができない主な原因には、筋力不足(腕・足・体幹)、恐怖心(落下や逆さになることへの不安)、正しい姿勢や動作を知らないこと、そして体の使い方や感覚に慣れていないことが挙げられます。こうした課題は、段階的な練習やサポートを通じて克服できます。

Q2.前回りや逆上がりを成功させるためのコツはありますか?

A. はい、両方の技において以下のようなコツがあります。
  • 前回り:ツバメのポーズで姿勢に慣れ、布団干しのポーズで恐怖心を減らし、視線をおへそに向けて勢いよく回転することが大切です。
  • 逆上がり:足を前後に開いて構え、タイミングよく地面を蹴り上げ、肘を曲げてお腹を鉄棒に引きつけることで成功に近づきます。
  • Q3.鉄棒に対する恐怖心を克服するにはどうすればいいですか?

    A. 恐怖心を和らげるには、低い鉄棒での練習、ブランコ運動や布団干しのポーズのような安心できる姿勢を使った準備練習が効果的です。また、大人がそばで支えたり、ポジティブな声かけをしたりして、成功体験を積ませることで子どもの自信にもつながります。

    まとめ

      鉄棒ができない原因には、筋力不足、恐怖心、正しい動きを知らないといったことなどがあります。これらの原因は、適切な練習を取り入れて鉄棒の動きに慣れ、筋力をつけて、コツを覚えると克服できます。
    子どもをサポートする際のポイントは、安全に配慮し恐怖心を和らげたり、ポジティブな内容の声かけをして成功体験を積ませたりすることです。
     
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