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きれいな倒立のコツは?うまくいかない理由や練習方法も紹介

倒立(逆立ち)がうまくできない理由

倒立がうまくできない理由は、恐怖心や思い込み、体力不足、誤った練習法など複数あります。原因を正しく知ることが、安定した動作の習得につながります。   ここからは、倒立(逆立ち)がうまくできない理由について解説するため、ぜひ参考にしてください。  

「転ぶかも…」という不安が逆立ちを妨げる

倒立がうまくできない原因は、転倒への恐怖心です。子どもは、頭を下にした状態に強い緊張を覚えやすく、必要な筋力や体幹のバランスを崩しやすくなります。   また、「転ぶかもしれない」と意識した瞬間に体が縮こまり、動作の勢いが失われます。腕や肩に力を入れきれず、足が途中で止まりやすくなるため、バランスを崩しやすくなるのです。頭や背中から落下するイメージが浮かぶと、無意識に体が元の姿勢へ戻ろうと反応し、倒立そのものに入れなくなります。   そのため、恐怖心を和らげるには、安全な環境下で少しずつ段階的に慣れていく方法が有効です。柔らかいマットの上で壁を使った練習を重ねれば、恐怖による萎縮を抑えやすくなり、動作に必要な身体の使い方を自然に習得できます。  

「できない」と思い込む心がブレーキに

倒立がうまくいかない原因のひとつは、「できない」と思い込む心理が体の動きを鈍らせるためです。逆さの姿勢へ踏み出すには、ある程度の勢いや決断力が求められます。最初から「無理」「転ぶ」と決めつけると、足を勢いよく上げられず、腕にも体重をかけきれません。   思考が後ろ向きになると、動作が縮こまり、正しいフォームに移行しづらくなります。不安が先に立つと、体が無意識に元の姿勢に戻ろうとするため、バランスを保てなくなります。   この壁を越えるには、段階的な成功体験を積み、自信を育てる必要があるでしょう。補助者が近くで支えるだけでも恐怖は薄れ、足を振り上げる勇気を持ちやすくなります。  

逆立ちには全身の筋力が必要になる

倒立が安定しない原因のひとつに、全身の筋力不足があります。体を逆さに支えるためには、腕で体重をしっかり支える力が必要です。腕の力が弱いと、着地の際に崩れやすくなります。   さらに、体幹の筋力が不十分だと姿勢がぐらつき、背中から倒れやすくなります。逆さ姿勢を維持するには、軸を安定させる力が欠かせません。蹴り上げ動作に必要な脚力も重要です。足が十分に上がらなければ、腕に体重が乗らず、倒立はできません。   倒立は一部の筋肉では成立しません。腕・体幹・足を連動させて使う意識が必要で、全身の筋力バランスを整えることが成功への近道です。  

間違った練習法では上達しにくい

倒立が安定しない原因のひとつに、間違った練習方法があります。倒立は動作が複雑で、腕の角度、蹴り上げの方向、体幹の使い方など細かな要素が噛み合わなければ成立しません。自己流で繰り返すと、誤った姿勢が定着しやすくなり、修正が難しくなります。   力の入れ方を誤ると、足が上がらず崩れやすくなるため、転倒のリスクも高まります。習得するには、動作の流れを分けて、各段階で必要な身体の使い方を理解する必要があるのです。安全かつ効率的に上達を目指すには、専門的な知識を持つ指導者の下で練習する方法が最も効果的です。  

倒立(逆立ち)を成功させるためのコツ

倒立を安定させるには、身体の使い方にいくつかのポイントがあります。姿勢や重心の意識を変えるだけで成功へ近づけるでしょう。   ここからは、倒立を成功へ導く具体的なコツについて解説します。    

足を揃えるのは“あと”でOK

倒立を安定させるには、足を揃えるタイミングを焦らないことが重要です。まずは片足をしっかりと蹴り上げ、体をまっすぐ引き上げます。軸が整った段階で、もう一方の足を揃えましょう。   動作を分けて行うことで、バランスを崩しにくくなります。両足を一度に上げようとすると、体幹の支えが不十分なまま崩れる恐れがあります。足を上げるタイミングを分けると、体にかかる負荷も分散され、姿勢が安定しやすくなるのです。  

顔の向きでバランスが決まる

倒立を安定させるには、顔の向きが重要です。顎をひきすぎると視線が下がりすぎると背中が丸まり、重心が後方にずれ倒れる原因です。逆に上を向きすぎると体が反れて、倒立姿勢にもって行くことが出来ません。   最適な視線は、両手の間より少し前方です。両手と目線の先を三角形で結ぶように意識すると、頭の位置が安定し、体の軸も整います。首の角度が適正に保たれれば、背骨から足先までの一直線がつくりやすくなるのです。   視線は姿勢全体と連動しています。そのため、頭がわずかに傾くだけで重心が崩れ、腕や体幹のバランスに影響がでます。  

重心は「手のひら」で支える意識を

倒立を安定させるには、重心を「手のひら」で捉える意識を持ちましょう。腕で支えるのではなく、床に接した手のひら全体で体重のかかり具合を調整します。指先を使い、床をつかむ感覚を持つと、姿勢の細かな崩れに対応しやすくなります。   腕や肩に過度な負荷をかけるのではなく、全身を連動させる意識が必要です。両手から足先までをまっすぐに保ち、全身を一本の軸に整えます。体の一部に頼ると重心が偏り、バランスを崩しやすくなります。安定した倒立を保つには、手のひらでしっかり体重を受け止める意識と、全身を一直線に揃えて支える姿勢が重要です。  

倒立(逆立ち)を成功させるための練習方法

倒立を安定させるには、段階的な練習が効果的です。最初から完全な倒立を目指すのではなく、基本姿勢に慣れることが重要です。   ここからは、壁を使った2つの練習方法について解説します。  

壁を利用した三点倒立

倒立を安定させるには、逆さの姿勢に慣れる段階を踏む必要があります。三点倒立は、頭と両手で支えるため姿勢が安定しやすく、入門として適しています。壁を利用すれば、転倒への不安を抑えつつ感覚をつかみやすくなるでしょう。
  1. 壁の前にしゃがむ
  2. 両手と額で三角形をつくり、マットに接地させる
  3. 視線を一点に固定し、首のぐらつきを防ぐ
  4. お尻を高く引き上げ、壁に背中をあずける
  5. 壁に沿って足をゆっくり登らせる
  6. 両脚を伸ばし、静止した状態で逆さ姿勢を感じ取る
  7. 最初は途中まででも構わない。少しずつ高さを調整する
  8. 動作を終える際は、足を丁寧に下ろして戻す
  逆さの姿勢に慣れる工程は、倒立の土台を築く重要な段階です。恐怖心を取り除き、安定した感覚を体に覚え込ませましょう。  

壁倒立

壁倒立は、両手のみで体を支える感覚を習得するための基本練習です。頭を床から離すことで、正しい倒立姿勢と必要な筋力を身につけやすくなります。壁のサポートを活用すれば、姿勢の崩れや転倒への不安も抑えられます。
 
【壁倒立の練習手順】
 
  1. 壁から少し離れた位置に立ち、足を前後に開く
  2. 体の前で両腕を伸ばし構える
  3. 壁の近くに両手をつきながら、前方の足に重心をのせ後方の足を振り上げる
  4. 視線を両手よりやや前へ向け、首の角度を整える
  5. 最初は両足が上がらなくても構わない。少しずつ高さを調整する
  6. 手のひらで重心を探りながらバランスを保つ
  7. 数秒間姿勢を維持した後、片足ずつ丁寧に着地する
  頭を使わず、腕で支える感覚を体に覚えさせることが目的です。壁を頼りにしながら、自立倒立への足がかりをつくりましょう。  

倒立練習時は周囲の状況確認と補助者の用意を

倒立を安全に練習するには、周囲の確認は必須です。棚や机、硬いおもちゃなどは転倒時の衝突につながるため、あらかじめ片づけておきましょう。屋外なら、小石や傾斜もチェックが必要です。   視界に危険物があると、不安が生まれ、動作の乱れにつながります。補助者がいれば恐怖が軽減され、安心して蹴り上げや姿勢の保持に集中できます。   ただし、倒立の練習は独学では難しい場合が多いでしょう。そのため、倒立を本格的に学ぶなら、2歳から通えるジムオルソがおすすめです。年齢に関係なくバク転にも挑戦でき、礼儀や挨拶も自然と身につきます。  

よくある質問

Q1:倒立がなかなか上達しないのは、どうしてでしょうか?

A: 倒立がうまくいかない原因には、大きく分けて「恐怖心」「思い込み」「筋力不足」「誤った練習方法」の4つがございます。これらが複合的に影響することで、バランスが取りにくくなったり、姿勢が崩れたりするのです。  

Q2:「倒れるのが怖い」と感じると、やはり練習の妨げになりますか?

A: はい、恐怖心は非常に大きな妨げとなります。「転んでしまうかも」という意識が働くと、体が無意識にこわばり、動作に必要な勢いやバランス感覚が損なわれてしまいます。安全な環境で少しずつ慣れていくことで、この不安を和らげることが可能です。  

まとめ

倒立の習得には、逆さ姿勢への慣れと全身の連動が不可欠です。正しいフォームを意識し、壁や補助を活用すると、恐怖心を抑えながら安定した動作を身につけやすくなります。周囲の安全を確保し、無理のない段階から取り組むことが上達への近道です。   ジムオルソでは、お子様の年齢やレベル、やる気に合わせた、少人数制でアットホームな雰囲気のクラスを用意しています。 たとえば、2歳〜3歳が対象の「プレキッズ」をはじめ、小学3年生〜大人が対象の「バク転教室」までさまざまなクラスがあります。体操教室への入会を検討されている方は、ぜひジムオルソの無料体験にお越しください。
 
倒立の参考になる動画①はこちら
 
ジムオルソ公式YouTubeチャンネルはこちら

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