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側宙とは?基本的なやり方やコツ・練習方法を紹介

側宙とは、手をつかずに空中で横向きに1回転するアクロバット技のことをいいます。
きれいに決まると見た目がとても美しく、ダンスやチアダンスの振付などでもよく使われる人気の技です。
ただし、実際には手を床につけずに回ることへの恐怖心を克服する必要があり、高いジャンプ力と素早く回転する技術も求められるため、難易度は高めです。
 
この記事では、側宙の基本的なやり方やコツ、側転を使った具体的な練習方法を紹介します。
側宙のポイントを押さえて練習を重ね、ぜひあなたも側宙に挑戦してみてください。

側宙(側方宙返り)とは

正式名称は「側方宙返り」で、手をつかずに空中で横方向に1回転するアクロバット技のことです。
別名でエアリアルとも呼ばれています。
体操の技では、側宙は足がきれいに伸びた状態で回転することを指します。
側転の手をつかないバージョンだと思うと、イメージしやすいはずです。
 
側宙がきれいに決まると美しく見えるため、憧れている人も多いでしょう。
そのきれいさから、ダンスやチアダンスの振付やトリッキングなどのスポーツでも使われている人気の技です。 宙返り系の技の中では比較的難易度が低いとされ、側転ができれば挑戦できるともいわれています。
しかし、実際は手を床につけない怖さや、高いジャンプ力と素早く回転する技術が必要になる難しさがあります。 体操教室で側宙をする子どもの様子

側宙の基本的なやり方

側宙の基本的な動きの流れは、以下の通りです。
  • 片足を浮かせて体を横に傾ける
  • 片足で蹴り上げると同時に腕を引き寄せる
  • 回転して片足ずつ着地する
ここからは、側宙の各動作を一つずつ詳しく説明していきます。

片足を浮かせて体を横に傾ける

片足を浮かせ体を横に傾けて、側宙に入る準備の姿勢をとります。
目線は側転のときのように下に向けてください。
勢いをつけるために、前から踏み込んで体を横に向けましょう。

片足で蹴り上げると同時に腕を引き寄せる

「膝を曲げてから伸ばして片足を蹴り上げる・もう片方の足を上に振り上げる・腕を引き寄せる」の3つの動作を同時に行います。
3つの動作が完璧にできると、十分な勢いをつけて回れます。

回転して片足ずつ着地する

両手をつかずに回転して、側転と同じように片足ずつ着地しましょう。
無事に着地できれば側宙は成功です。
なお、けがの危険があるため、成功が確実でない場合は、補助の人をつけて柔らかいマットの上で練習するようにしてください。

側宙が難しいとされる理由

側宙は、宙返り系の技の中では比較的難易度が低いといわれていますが、それでも難しく危険が伴います。
難しい理由としては、手を床につけないため恐怖心が強くなること、高いジャンプ力と素早い回転が必要になることが挙げられます。
側宙は床に手をつけないことから、床に向かって頭を下に落とすような感覚があるのが側転との違いです。
頭と床に落ちるかもしれない怖さに打ち勝たなくてはいけません。
 
また、バク転やバク宙は両足で飛べますが、側宙は片足で飛ばなければいけません。
片足で思いっきり飛んだとしても、ジャンプ力は両足の半分程度もしくは半分以下になってしまいます。
側宙には、なるべく高く飛んで、限られた滞空時間の中で素早い回転をする技術が必要なのです。

側宙のコツ5選

側宙は、技のコツを理解することが大切です。正しい姿勢や動きを覚えて、適切な方法で練習を重ねてください。
成功体験を得ることで、恐怖心が徐々に弱くなっていきます。
技のコツはプロに聞くのがおすすめです。
 
体操教室ジムオルソでは、2歳から通えるコースがあるため、興味がある人はぜひお問い合わせください。
 
ここでは、側宙のコツを5つ紹介していきます。 側宙をする子どもとサポートする体操教室の先生の様子

助走→準備→技のリズムを掴む

側転であれば「助走→技」となるところが、側宙は膝を大きく曲げるという準備の動作が入って「助走→準備→技」のリズムになるのです。
この膝を曲げる準備の動作が入るだけで、リズムが大きく変わってしまいます。
まずは、最初の踏み込みを練習して、側宙の「助走→準備→技」のリズムに慣れましょう。

勢いよく足を振り上げて高さのあるジャンプをする

側宙は、足を振り上げるところしか回転を生み出すための動きがないため、足の振り上げが非常に重要です。
回転が途中で止まってしまうのを防ぐために、勢いよく片足を振り上げて高さのあるジャンプをしましょう。
ジャンプするときは、高さを出すために上側に飛ぶイメージを持つといいでしょう。

頭と足を一直線にする

側宙では、頭が下がれば脚が上がって、脚が下がれば頭が上がるというように足と頭が一直線上にあることが理想です。
頭と足が一直線上にないと、軸がブレて着地が斜めになったり、倒れたりしてしまいます。
側宙をするときは、頭と足が一直線になることを意識しましょう。

恐怖心をなくして頭を地面に近づける

側宙は、頭の位置を一気に下に落とさなければならず、恐怖心を強く感じてしまう人も多いでしょう。
しかし、側宙は頭を下げるほど回転の効率が良くなるため、その怖さに負けず頭を地面に近づけられるかが大切なのです。
怖さに耐えて、頭を地面に近づけることが、成功への近道です。

素早く回転することを意識する

側宙は片足で踏み切って跳ぶため、空中にいられる時間が短く、その間に素早く回転する必要があります。
片足で蹴り上げた後は、腕を引き寄せる動き、頭を振り下ろす動き、膝の曲げ伸ばしなど、着地までに複数の動作を素早く行うことが大切です。
これらの動作をスムーズに素早くできるよう、練習を重ねていきましょう。

側宙ができるようになる練習方法

側宙の練習には様々なアプローチの側転をするのが効果的です。
まず、通常バージョンの側転がきれいにできるようになったあとに、速い側転・ジャンプして側転・片手で側転・逆方向に側転などの様々なアプローチの側転を習得して、側宙の成功を目指しましょう。

速い側転をする

滞空時間が短い側宙では、空中で素早く動くことが求められます。そのため、勢いをつけた速い側転で素早く回る練習を行いましょう。
速い側転の練習では、きれいに回ることはあまり気にせず、側転を潰すようなイメージで素早く回ってみてください。
距離や高さを出すことよりも、その場で素早く回転する感覚を身につけることを意識して練習してみましょう。

ジャンプして側転をする

側宙の最初の踏み込みでジャンプするタイミングを覚えるために、ジャンプする側転をやってみてください。
通常の側転は、最初の構えからそのまま技に入りますが、ジャンプする側転では、軽く膝を曲げて飛んで側転をしていきます。
しっかりと勢いをつけて飛ぶと、側宙の最初のリズムが掴めるため、怖がらずに力強く飛びましょう。

逆方向に側転をする

逆方向の側転で、体の軸を安定させる練習を行いましょう。
逆方向の側転とは、普段の側転とは逆回りで行うもので、踏み切る足や手をつく方向など、すべて反対にして行う側転のことです。
逆方向にするだけで体の軸を保つことが難しくなり、軸をしっかり安定させる感覚を養う練習になります。

片手で側転をする

最後に側宙に最も近い形となる片手での側転を練習してください。地面につく手はどちらでも構いませんが、初めは手前側の手をつくのをおすすめします。もし回転がかからず失敗しそうになったら、奥側の手を補助としてつけば安心です。
片手での側転は、失敗した場合のリスクが大きいため、心配な場合は補助をつけて練習してください。勢いをつけて踏み込んだほうがスムーズに回るため、思い切りよく踏み込みましょう。片手での側転ができれば、側宙の成功まであと少しです。
 
紹介した様々なバージョンの側転を習得したら、側宙に挑戦してみましょう。
なお、けがの危険があるため、補助の人をつけて柔らかいマットの上で側宙に挑戦するようにしてください。

側宙に関するよくある質問

Q1.側宙(側方宙返り)とはどんな技ですか?

A. 側宙は、手をつかずに空中で横向きに1回転し、片足ずつ着地するアクロバット技です。
ダンスやチアの振り付けでも使われる華やかな技ですが、高いジャンプ力と素早い回転が必要で、恐怖心を克服することも大切です。

Q2.側宙を上手にするコツは?

A. 助走から膝を曲げる準備を挟んで技に入るリズムを意識し、足を勢いよく振り上げて高さを出すこと、頭と足を一直線に保ち恐怖心に負けず頭を下げること、そして短い滞空時間で素早く回転することがポイントです。

Q3.側宙の練習方法はどうすればいいですか?

A. 側宙の前段階として、速い側転・ジャンプして行う側転・逆方向の側転・片手側転などを繰り返し練習し、体の軸や回転感覚を養います。
最初は補助者やマットを使い、安全に段階を踏んで練習しましょう。

まとめ

側宙の基本的なやり方やコツ・側転を使った練習方法を具体的に紹介しました。
側宙は技のコツを理解した状態で、練習することが大切です。
さらに側宙のコツが知りたい人や実際に側宙を練習してみたい人は、プロに教えてもらうことをおすすめします。
 
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