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跳び箱の恐怖心を克服する方法とは?家庭でも簡単にできる練習法を紹介

跳び箱は学校の体育で行う種目の1つですが、怖くて跳べない子どもも少なくありません。
本記事では跳び箱に恐怖心がある子ども向けに、恐怖を感じる要因や克服するための練習法、上手く跳ぶコツを解説します。
 
家庭で簡単にできる練習方法も記載しているため、跳び箱に苦手意識を持っている子どもがいる保護者の方はぜひご覧ください。
 

跳び箱に対して感じる恐怖心の要素

子どもが跳び箱を跳べない理由の1つが、跳び箱に対する恐怖心です。
恐怖を感じると体が強張って動きにくくなるため、跳び箱を簡単に跳べません。
 
子どもにとって跳び箱は大きくて硬い物体です。
そして、跳ぶときの動作は日常生活であまりやらない動きのため、不慣れさが恐怖につながります。
保護者や補助者は、まず子どもの心理を理解することから始めましょう。

跳び箱の見た目

子どもが跳び箱を怖いと思う要因の1つ目は、大きくて硬そうな見た目です。
大きい物体に向かって勢いよく走ってジャンプすることはかなり恐怖を感じるでしょう。
 
また、ぶつかったら痛そう、怪我したくないなどの不安もあります。
恐怖や不安が原因で助走のスピードを抑えてしまったりジャンプを躊躇してしまったりするため、上手く跳べず苦手意識にもつながります。

跳ぶときの動作

跳び箱を跳ぶ動作も、子どもが怖いと感じる要因です。
日常生活ではあまりやらない動作が多く、不慣れなことから体が強張ります。
 
例えば、ロイター板を踏み込む前に助走の勢いを止めてしまったり、跳び箱の奥に手をつけなかったりします。
また、両手で体を前に押し出す感覚がわからず、前傾姿勢になるのが怖くて手を跳び箱から離せないこともあるでしょう。
 
子どもは不慣れなことに対して、不安や恐怖を感じやすい傾向があります。
そのため、段階を踏んで怖くないと実感させてあげてください。
 
体操教室で3段の跳び箱を跳ぶ男の子の様子

跳び箱の恐怖心を克服する家庭での練習法

跳び箱に対する恐怖心を克服するため、家庭でもできる練習がいくつかあります。
マットや布団などを敷いて、怪我への不安を和らげてあげましょう。
 
カエル跳びや馬跳びは、子どもが遊びとして楽しめるだけでなく、跳ぶ動作の感覚もつかめるおすすめの練習法です。
特に小さな子どもや恐怖心が強い子どもの場合は、保護者の方が傍にいてすぐに支えられる状況で行ってください。

手押し車で体幹を鍛える

手押し車は、両腕で体を支える練習に適しています。
あまり筋力がなくて自分の筋力だけで体を支えられない子どもは、まず筋肉をつけることから始めます。
 
やり方は単純で、腕立て伏せの体勢になった子どもの足を保護者が抱えて歩くだけです。
筋力がない子どもは短い距離から、徐々に距離を伸ばしていきましょう。
手押し車は、両腕で体を支えるため体幹を鍛える練習や、跳び箱を跳ぶ体勢の感覚に慣れる練習に適しています。
 
また、自然にお尻が頭より高い位置になるため、普段はやらない体勢に慣れることも可能です。
子どもが苦手意識を感じないよう、コミュニケーションをとりながら遊び感覚で楽しんでください。

カエル跳びでジャンプする感覚を掴む

カエル跳びでは跳び箱を跳ぶときの動きに似ており、感覚をつかめます。
地面に手も足もついているため、恐怖心を感じることなく練習できる方法です。
 
やり方は、しゃがんで両手を前方遠くに置き、ジャンプして両手横まで足を運びます。
手・足の順にリズムよく進むことを意識しましょう。
 
跳び箱を跳ぶためには、ロイター板を両足揃えて力強く踏み込む必要があるため、その感覚を掴むために意識しましょう。
慣れてきたら体の位置を上げたり、お尻を頭より上げることを意識したりして、より跳び箱を跳ぶ動作に近づけます。
 
カエル跳びは、ジャンプの練習だけでなく腕や足の筋力を鍛えるトレーニングとしてもおすすめです。
怪我する心配も少ないため、日常生活での遊びとして楽しんでください。

馬跳びで跳ぶ動作の感覚を身に付ける

馬跳びは簡単に、跳び箱を跳び越す感覚をつかめます。
 
最初は子どもでも簡単に跳べるくらい小さな馬になり、助走なしで跳んでもらいます。
ポイントはできるだけ姿勢を低くして恐怖心を感じづらくし、跳ぶ体験をさせることです。
何度も繰り返すことで自信につながりますし、楽しいと思えるようになるでしょう。
 
子どもが余裕で跳べるようになってきたら、少しずつ高さを上げていきます。
保護者がいない場合は、丸めたマットやクッションなど身近なものも使ってみてください。
 

跳び箱を跳ぶための練習法

手押し車やカエル跳びなどの遊びで跳ぶ動作に対する恐怖がなくなったら、次は実際に跳び箱を使って練習します。
子どもが感じる不安を低減するために、補助者を配置したりマットをしいたりして準備しましょう。
 
まずやることは、跳び箱に跳び乗ったり座ったりして、跳び箱自体に慣れることです。
怖さが和らいできたらロイター板を使用して、助走して両足で踏み込み、ジャンプする一連の流れを練習します。
 
恐怖心を克服しながら、順にステップアップしていきましょう。

跳び箱に乗ったりまたがったりする

跳び箱に乗ったりまたがったりして、遊び感覚で慣れることが初めに行う練習です。
恐怖心をなくすため、ロイター板を使わずに低い跳び箱で行います。
 
まずは、助走せずに跳び箱に跳び乗ったりまたがったりします。
「跳び箱は怖くない」「跳び箱って楽しい」と子どもが思えるよう、声かけをしてあげることがポイントです。
 
跳び箱の上に乗ることに慣れたら、補助者が跳び箱の隣についてすぐに助けられる状態でジャンプさせたり跳び箱の高さを上げたりして、恐怖を払拭しましょう。

ロイター板で助走とジャンプを練習する

跳び箱に対する恐怖が和らいだら、ロイター板を使って助走と踏み込み、ジャンプを練習します。
跳び箱を上手く跳ぶためのコツは、助走の途中で減速しないことや助走の勢いを利用してジャンプすることです。
 
そのためにも、まずは助走の勢いを無くさないように、そのままロイター板を両足で踏み込む練習をします。
ロイター板の踏み込む位置に印を付け、その場で力強く両足で踏み込んでジャンプします。
できるようになったら、次は助走をつけて勢いを落とさずに踏み込む練習です。
 
減速してしまうと跳び越えられなくなるため、最初は補助者が付き添い、助走して踏み込み、ジャンプする一連の動きを何度も繰り返します。
助走の歩数や踏み込みはやりやすいタイミングに個人差があるため、練習の中で感覚を掴んでください。
 

跳び箱を上手く跳ぶポイント

跳び箱を上手く跳ぶために意識すべきポイントは、主に3つです。
跳び箱は、助走の勢いが不足していたり体勢がよくなかったりすると飛び越えられません。
 
そのため、助走の勢いや踏み込むタイミング、手をつく位置などに気を付けましょう。
項目ごとの具体的に意識する内容を解説するため、教えるときの参考にしてください。

助走スピードを保ったままジャンプする

1点目は、助走して減速することなくジャンプすることです。
ロイター板の手前で助走スピードが落ちると、ジャンプの勢いがなくなり跳び越えられなくなる場合が多くあります。
 
練習時から、助走の勢いを抑えず、ロイター板を力強く踏み込みジャンプすることを意識しましょう。
そのために重要なことは、いつも同じテンポ感でリズムよく助走して踏み込み、ジャンプできるよう、自分に合った歩数や距離感を掴んでおくことです。

跳び箱の奥に手をつく

跳び箱に手をつくときは、できる限り奥につくことを意識します。
跳び箱の中央よりも手前の位置に手をつくと体を押しても手が引っかかるため、前に進めず跳びきれません。
 
手を跳び箱の奥ぎりぎりにつくとそのまま落下する危険もあるため、手のひらが全てのるところにつけるようにしてください。
すると助走の勢いも加わり、手で跳び箱を押すと簡単に跳び越えられます。
 

体を前に傾ける

跳ぶときは体の重心を前に傾けることを意識します。
前傾姿勢をとることで、跳び箱を手で押す勢いを利用してそのまま跳び越えることが可能です。
 
具体的には、跳び箱に手をついたときにお尻を上げ、肩を腕より前に出します。
そうすることで自然と重心が前に移動し、助走の勢いを借りてきれいに跳べます。
 
横向き5段の跳び箱を開脚跳びで跳ぶ女の子と補助をする体操教室の先生の様子

跳び箱の恐怖心に関するよくある質問

Q1.子どもが跳び箱を怖がるのはなぜですか?

A. 主な理由は、大きくて硬い見た目への恐怖と、慣れない動作への不安です。
跳び箱は日常生活で行わない動きを伴うため、「ぶつかったら痛い」「前に倒れそう」といった感情を抱きやすい傾向があります。
まずは、子どもの恐怖心を否定せず、理解してあげることが克服の第一歩です。

Q2.跳び箱が怖い子どもには、まず何から練習させればいいですか?

A. いきなり跳び箱を使うのではなく、遊びの延長で“跳ぶ”感覚を慣らす練習から始めましょう。
手押し車で腕の力をつけたり、カエル跳びや馬跳びでジャンプの感覚をつかむのがおすすめです。
恐怖を感じにくい動作から少しずつステップアップすることで、自然と自信がつきます。

Q3.家で跳び箱の恐怖心を克服するにはどうすればいいですか?

A. 家庭では、安全で安心できる環境を整えることが大切です。
マットや布団を敷いて転倒の不安を減らし、保護者がそばについてサポートしましょう。「怖くないね」「上手にできたね」と声をかけて成功体験を積み重ねることで、徐々に恐怖心が薄れていきます。

まとめ

子どもにとって跳び箱は、大きくて硬い見た目と日常生活ではあまりやることがない跳ぶ動作に、恐怖心を覚えやすい種目の1つです。
そのため、まずは手押し車やカエル跳びなどの遊びで、跳ぶ動きに慣れさせることから始めます。
 
感覚に慣れてきたら次は跳び箱を使用し、跳び箱自体やロイター板を利用したジャンプ、減速せずに助走することの練習です。
段階を追ってステップアップしていくことで恐怖心を和らげ、楽しみながら跳び箱を習得できます。 家庭でできる練習法もあるため、保護者の方も一緒に楽しんで跳び箱の恐怖心を克服するサポートをしてあげてください。
 
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