鉄棒の単技はできるようになったのに、いざ連続でやらせると途中で動きが止まる、というケースは少なくありません。
公園でほかの子がスイスイ技をつなげているのを見ると、つい焦ってしまう保護者も多いのではないでしょうか。
実は、連続技は単技と別物の技術です。
技をつなげるための「組み立ての視点」がないと、連続技の習得は難しくなります。
本記事では、低学年向けと高学年向けに3種ずつ、計6パターンの鉄棒連続技を紹介します。
家に鉄棒がなくても、近所の公園で実践できる内容にしぼりました。
お子さんと一緒に取り組む際の参考にしてください。
学校の体育では、進級テストや運動会の発表種目として評価される機会が多くあります。
単技ができるようになった次のステップとして取り組む子が多いのが特徴です。
鉄棒の技は、大きく分けて以下の3パーツに整理できます。
連続技を考えるときは、この3パーツを順に当てはめると組み立てやすくなります。
お子さんが今できる技を「上がり」「つなぎ」「降り」のどこに位置するか整理してから、次に挑戦する技を選んでみましょう。
以下の3つの技を紹介します。
以下の手順で進めます。
親は鉄棒の真横に立ち、お子さんの体が傾いたときに腰を支え、回転感覚を覚えさせてあげるとよいでしょう。
進級テストで最も出題されやすい、定番の3連続技です。
手順は以下のとおりです。
最大のポイントは、お布団から前回り降りするときに手を絶対に離さないことです。
親はお布団の姿勢でお子さんの腰を軽く支え、前回りに入る瞬間に手を離せば安心して練習させられます。
以下の手順で行います。
ここで意識したいのは、逆上がりで上がった勢いを止めずにつばめの姿勢に入ることです。
逆上がりの後にいったん動きが止まりやすいため、「上がったら止まらず、手の位置をそのままキープ」と声をかけてあげましょう。
技が増える分、ある程度のスタミナが持たない場合があります。
ひとつ前の3連続技で体力をつけてから挑戦してみましょう。
運動会や発表会で見栄えする3種類を紹介します。
手順は以下のとおりです。
空中前回りの練習時、親が背中を軽く押して回転を補助すると、お子さんは「回り切れる感覚」をつかみやすくなります。
回転後は体を真っ直ぐ伸ばすことを意識させましょう。
踏み越し降りのときは、乗せた足と逆側の手を、逆手にしてから鉄棒をまたぐようにすることが大切です。
以下のように行います。
気をつけたいのは、膝が鉄棒から滑ってしまうことです。
膝の裏をしっかり鉄棒に密着させる感覚をお子さんに確認させましょう。
親はお子さんの真横で見守る配置にすると安全です。
手順は以下のとおりです。
グライダーは降下距離が長いため、必ずマットや砂場の上で行ってください。
練習前に着地する地点を確認し、安全を確保しておきましょう。
単技を順番にこなすのではなく、前の技と次の技が自然につながるよう、体の向きや手の位置、勢いをそろえていきましょう。
お子さんが今どこから始めればよいかわからない場合は、以下の判断軸を参考にして決めてみてください。
安全のため、着地点にマットがあるか、危険なものがないかを必ず確認しましょう。
お子さんが疲れた様子を見せたら、無理させずに中断してください。
そのまま練習を続けると、思わぬケガにつながるおそれがあります。
鉄棒からの落下は骨折につながります。
技の終わりまでは鉄棒から手を離さないようにお子さんに伝え、初回の練習では必ず保護者が補助に入るようにしてください。
また、服のサイズが大きいと鉄棒に絡まる場合があります。
体に合ったサイズの服を選び、服の裾はズボンの中に入れておくと安心です。
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ただし、連続技に挑戦する前に、跳び上がりや前回り降り、逆上がりなどの単技を安全にできることが大切です。
まずは「跳び上がり→足抜き回り→尻上がり」などの簡単な組み合わせから始め、徐々に技数を増やしていきましょう。
連続技では、手の位置や体の向き、前の技で生まれた勢いを次の技につなげる必要があります。
まずは動きを止めずに流れを意識しながら練習することが大切です。
また、疲れているときは無理に続けず、体に合った服装で練習することも重要です。
特に回転技では、技の終わりまで鉄棒から手を離さないよう意識させてください。
「上がり技・つなぎ・降り技」の3パーツで考え、技と技のつなぎ目を意識すれば技を組み立てやすくなります。
また、親の補助と安全確認を欠かさないようにしましょう。
ご家庭での練習に不安があれば、体操教室で指導者に教わる方法もあります。
ジムオルソでは、技術指導だけでなく礼儀や挨拶も大切にしている点が特徴です。
鉄棒の技と一緒に心の成長も育みたい方は、無料体験から始められます。
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公園でほかの子がスイスイ技をつなげているのを見ると、つい焦ってしまう保護者も多いのではないでしょうか。
実は、連続技は単技と別物の技術です。
技をつなげるための「組み立ての視点」がないと、連続技の習得は難しくなります。
本記事では、低学年向けと高学年向けに3種ずつ、計6パターンの鉄棒連続技を紹介します。
家に鉄棒がなくても、近所の公園で実践できる内容にしぼりました。
お子さんと一緒に取り組む際の参考にしてください。
鉄棒の連続技は「上がり技→つなぎ→降り技」で組み立てる
連続技とは、複数の単技を途切れさせずにつなげて行う技のことです。学校の体育では、進級テストや運動会の発表種目として評価される機会が多くあります。
単技ができるようになった次のステップとして取り組む子が多いのが特徴です。
鉄棒の技は、大きく分けて以下の3パーツに整理できます。
| パーツ | 詳細 | 技の例 |
|---|---|---|
| 上がり技 | 鉄棒に乗る動作 | 跳び上がり 逆上がり 膝かけ上がり |
| つなぎ・回り技 | 鉄棒に乗った状態で展開する動作 | つばめ お布団 空中前回り |
| 降り技 | 地面に降りる動作 | 前回り降り 踏み越し降り グライダー |
お子さんが今できる技を「上がり」「つなぎ」「降り」のどこに位置するか整理してから、次に挑戦する技を選んでみましょう。
2025.04.23
鉄棒の練習でつまずく原因はここ!前回り・逆上がりが怖い子の克服ステップ
お子さまや大人を問わず、鉄棒に苦手意識を抱える方は少なくありません。 怖くて回れない、うまく体が動かせないといった鉄棒の練習での悩みは、正しいステップを踏めば克服できます。 本記事では、怖さを減らす準備→段階練習→前回り・逆上がりのコツを順番にまとめます。 ...
【低学年向け】定番の鉄棒連続技3選
低学年は単技の難易度差が大きいため、お子さんが今できる技に応じて3段階で考えるとスムーズです。以下の3つの技を紹介します。
- ぶら下がり→足抜き回り→尻抜き回り
- つばめ→お布団→前回り降り
- 逆上がり→つばめ→お布団→前回り降り
ぶら下がり→足抜き回り→尻抜き回り
逆上がりはまだ習得していないものの、足抜き回りと尻抜き回りはできる段階のお子さんに試してほしい組み合わせです。以下の手順で進めます。
- 両手で鉄棒を持ち、鉄棒下に膝を曲げてぶら下がる
- 両足を鉄棒の下にそろえ、体を後ろに倒しながら足を抜いて回る(足抜き回り)
- 鉄棒を持ったままお尻を高く上げるようにジャンプし、体を前に倒して前回りの形で地面に降りる(尻抜き回り)
親は鉄棒の真横に立ち、お子さんの体が傾いたときに腰を支え、回転感覚を覚えさせてあげるとよいでしょう。
つばめ→お布団→前回り降り
進級テストで最も出題されやすい、定番の3連続技です。手順は以下のとおりです。
- 跳び上がって、鉄棒の上で腕を伸ばして体を支える姿勢(つばめ)を5秒キープする
- お腹を鉄棒に当てて上半身を前に倒し、両足を後ろに伸ばしてぶら下がる(お布団)
- 反動で体を起こし、前回りの勢いに乗ってゆっくり地面に降りる
最大のポイントは、お布団から前回り降りするときに手を絶対に離さないことです。
親はお布団の姿勢でお子さんの腰を軽く支え、前回りに入る瞬間に手を離せば安心して練習させられます。
逆上がり→つばめ→お布団→前回り降り
逆上がりが安定してきたお子さん向けの、見栄えする4連続技です。以下の手順で行います。
- 逆上がりで鉄棒の上に上がる
- 上がった姿勢のままつばめへスムーズに移行する
- お腹を鉄棒に当ててお布団の姿勢に入る
- 反動を使って前回り降りで地面に降りる
ここで意識したいのは、逆上がりで上がった勢いを止めずにつばめの姿勢に入ることです。
逆上がりの後にいったん動きが止まりやすいため、「上がったら止まらず、手の位置をそのままキープ」と声をかけてあげましょう。
技が増える分、ある程度のスタミナが持たない場合があります。
ひとつ前の3連続技で体力をつけてから挑戦してみましょう。
【高学年向け】見栄えのする鉄棒連続技3選
高学年では、支持回転系の技が組み合わせの中心です。運動会や発表会で見栄えする3種類を紹介します。
- 逆上がり→空中前回り →踏み越し降り
- 膝かけ上がり→後方膝かけ回り→こうもりふり降り
- 逆上がり→空中逆上がり →グライダー(飛行機跳び)
逆上がり→空中前回り→踏み越し降り
高学年で最もよく使われる組み合わせです。手順は以下のとおりです。
- 逆上がりで鉄棒の上に上がる
- そのまま体を前に倒し、鉄棒を軸に1回転する(空中前回り)
- 片足を鉄棒の上に乗せて反対側へまたぎ越して降りる(踏み越し降り)
空中前回りの練習時、親が背中を軽く押して回転を補助すると、お子さんは「回り切れる感覚」をつかみやすくなります。
回転後は体を真っ直ぐ伸ばすことを意識させましょう。
踏み越し降りのときは、乗せた足と逆側の手を、逆手にしてから鉄棒をまたぐようにすることが大切です。
膝かけ上がり → 後方膝かけ回り → こうもりふり降り
逆上がりだけではなく、足を使った技でバリエーションを出したいお子さん向けです。以下のように行います。
- 片足を鉄棒に掛けて、反動で上がる(足かけ上がり)
- 掛けた足を支点に後ろへ回る(後方膝かけ回り)
- もう片膝も鉄棒に掛けて、そのまま頭を下にぶら下がり、振りの勢いで地面に降りる(こうもりふり降り)
気をつけたいのは、膝が鉄棒から滑ってしまうことです。
膝の裏をしっかり鉄棒に密着させる感覚をお子さんに確認させましょう。
親はお子さんの真横で見守る配置にすると安全です。
逆上がり→空中逆上がり →グライダー(飛行機跳び)
発表会で拍手が起きやすい組み合わせです。手順は以下のとおりです。
- 逆上がりで鉄棒の上に上がる
- 体を後方に倒し、鉄棒を軸に逆方向へ1回転する(空中逆上がり)
- 足裏を鉄棒にかけ、体を後ろへ引いてから、その反動で前に大きく振り出し、空中に身を投げ出すように地面へ着地する(グライダー)
グライダーは降下距離が長いため、必ずマットや砂場の上で行ってください。
練習前に着地する地点を確認し、安全を確保しておきましょう。
2025.05.26
空中逆上がりがうまくいかない原因は?成功させるためのコツも紹介
空中逆上がりは、鉄棒の中でも特に難易度が高い技のひとつです。何度挑戦しても途中で止まってしまったり、体が思うように回らなかったりと、苦戦する子どもも多いでしょう。 しかし、できない原因を正しく理解し、少しずつ克服していけば、誰でも成功に近づけます。 本記事では、空中逆上がりがうまくい...
連続技を成功させるコツと安全に練習するための補助
連続技を成功させる最大のコツは、単技そのものではなく「技と技のつなぎ目」の流れを意識させることです。単技を順番にこなすのではなく、前の技と次の技が自然につながるよう、体の向きや手の位置、勢いをそろえていきましょう。
お子さんが今どこから始めればよいかわからない場合は、以下の判断軸を参考にして決めてみてください。
- 逆上がりがまだ:低学年向けの1つ目から
- 逆上がりが安定:低学年向けの2つ目・3つ目へ
- 高学年で支持回転に挑戦できる:高学年向けの3種から得意なものを選ぶ
安全のため、着地点にマットがあるか、危険なものがないかを必ず確認しましょう。
お子さんが疲れた様子を見せたら、無理させずに中断してください。
そのまま練習を続けると、思わぬケガにつながるおそれがあります。
鉄棒からの落下は骨折につながります。
技の終わりまでは鉄棒から手を離さないようにお子さんに伝え、初回の練習では必ず保護者が補助に入るようにしてください。
また、服のサイズが大きいと鉄棒に絡まる場合があります。
体に合ったサイズの服を選び、服の裾はズボンの中に入れておくと安心です。
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鉄棒の連続技に関するよくある質問
Q1. 鉄棒の連続技は何歳頃から練習できますか?
A. 目安として、小学校低学年から練習できます。ただし、連続技に挑戦する前に、跳び上がりや前回り降り、逆上がりなどの単技を安全にできることが大切です。
まずは「跳び上がり→足抜き回り→尻上がり」などの簡単な組み合わせから始め、徐々に技数を増やしていきましょう。
Q2. 鉄棒の連続技が途中で止まってしまう原因は何ですか?
A. 単技はできても、技と技の「つなぎ」を意識できていないことが主な原因です。連続技では、手の位置や体の向き、前の技で生まれた勢いを次の技につなげる必要があります。
まずは動きを止めずに流れを意識しながら練習することが大切です。
Q3. 鉄棒の連続技を安全に練習するにはどうすればよいですか?
A. 着地点にマットや柔らかい地面があることを確認し、初めて挑戦する技では保護者が補助に入りましょう。また、疲れているときは無理に続けず、体に合った服装で練習することも重要です。
特に回転技では、技の終わりまで鉄棒から手を離さないよう意識させてください。
まとめ
鉄棒の連続技は単技の組み合わせです。「上がり技・つなぎ・降り技」の3パーツで考え、技と技のつなぎ目を意識すれば技を組み立てやすくなります。
また、親の補助と安全確認を欠かさないようにしましょう。
ご家庭での練習に不安があれば、体操教室で指導者に教わる方法もあります。
ジムオルソでは、技術指導だけでなく礼儀や挨拶も大切にしている点が特徴です。
鉄棒の技と一緒に心の成長も育みたい方は、無料体験から始められます。
一度公式サイトをのぞいてみてください。