小学生を対象に毎年実施される新体力テストは、子どもの成長や運動能力を把握するために欠かせない取り組みです。
しかし、新体力テストの存在を知らない人も多いのではないでしょうか。
そのため、学校から結果表を受け取り、内容や評価の意味が分からず戸惑う保護者も少なくありません。
本記事では、新体力テストの目的や成り立ち、種目内容を解説します。
また、気になる評価方法と評価アップの対策法も解説しているため、ぜひ参考にしてください。
小学生の運動能力や健康状態を把握する目的で行われています。
日常生活を元気に過ごすために必要な体力の水準を知り、今後の指導に役立てるのが狙いだといわれています。
「新体力テスト」と呼ばれていますが、その歴史は古く、始まったのは1964年です。
東京オリンピック開催をきっかけに体力向上への関心が高まったことが背景として挙げられます。
当初は「スポーツテスト」と呼ばれており、時代の変化に合わせて内容が見直されました。
現在は「新体力テスト」に名称が変わり、長い歴史を持つ調査として全国で継続されています。
小学校では年に一度、主に5月から6月の年度初めに実施される流れが一般的です。
これらは運動能力を評価する目的で取り入れられています。
各種目の測定方法や評価のポイントを事前に知っておけば、日頃の練習や準備もイメージしやすくなるでしょう。
ここでは、新体力テストの種目を8つ紹介します。
スメドレー式握力計を立った状態で用いて、左右それぞれ2回ずつ数値を測定します。
この数値は日常生活の様々な動作の基礎となる筋力の指標として評価されています。
上体起こしは、腹筋を中心とした筋持久力を見る種目です。
背中を床につけた状態から上体を起こし、30秒間に何回できたかを数えます。
回数が多いほど持続して力を出す能力が高いことを示し、体幹の安定や姿勢保持にも関係する要素として取り入れられています。
直径2メートルの円の中央に立ち、 円の中心から投球方向に中心角 30度の範囲内に向けてボールを投げ、その飛距離を計測します。
体のひねりやタイミングがポイントです。
両脚を伸ばして座り、前屈して手の届いた距離を測定します。
柔軟性は怪我予防や正しい姿勢の獲得に役立つ要素とされているため、日頃から軽いストレッチを習慣にしておくと良いでしょう。
反復横跳びは、敏捷性を測定する種目です。
敏捷性とは、刺激に対して即座に反応し、体の位置や向きを素早く切り替える能力を指します。
床に1メートル間隔で引かれた3本の線を、20秒間で何回またいだかを計測し、動きの切り返しの速さを確認します。
両足をそろえて立った状態から踏み切り、前方へ跳んだ距離を計測します。
助走は使えないため、腕の振りや踏み切りの力が記録に影響します。
全身を連動させる力がポイントです。
全国で統一されている電子音の鳴るタイミングに合わせて、20メートル間隔に引かれた2本のラインを一定の音に合わせて往復します。
音の間隔は 約 1分ごとに短くなり、走り続けられなくなった時点で終了です。
粘り強さだけではなく安定して呼吸できるかどうかもポイントです。
50メートルの直線コースを全力で走り、ゴールまでにかかった時間を計測します。
スタートの反応や加速の速さが記録に影響するため、日常の運動経験やフォームが結果に表れやすい傾向にあります。
文部科学省が定めた基準に沿って点数化が行われます。
数値の大小だけで判断されないため、学年や性別に応じた公平な評価につながっているのです。
ここでは、新体力テストにおける点数の付け方と評価方法について解説します。
引用:項目別得点表・総合評価基準表|文部科学省
各種目の測定結果を基準表に当てはめ、1点から10点までの点数が付けられます。
学年や男女別に基準が設定されており、成長段階を考慮した評価が行われる仕組みです。
評価はAからEまでの5段階で示され、Aに近いほど体力水準が高いと判断されています。
ただし、特定の種目だけ良ければ評価が上がる わけ ではありません。
そのため、全体のバランスを考慮し、苦手な種目は克服するようにしましょう。
そのため、基礎体力を全体的に高める習慣を意識しましょう。
ここでは、新体力テストでA判定を取るための対策法を3つ紹介します。
なぜなら、外遊びでは走る、跳ぶ、投げる、止まるといった多様な動きを自然に繰り返すためです。
そのため、筋力や持久力、敏捷性など複数の能力を同時に刺激できます。
文部科学省の調査によると「幼児期に外遊びをよくしていた児童は日常的に運動し、体力も高い」ことも分かっています。
また、遊びを通して体を動かす経験は、運動への苦手意識克服にもおすすめです。
晴れた日はぜひ外遊びをしながら運動神経を鍛えてみてはいかがでしょうか。
参考:幼児期の外遊びと小学生の運動習慣・体力との関係|文部科学省
なぜなら、体が硬いままでは、長座体前屈など柔軟性を求められる種目で記録が伸びにくくなるためです。
さらに、可動域が狭い状態では、走る動作や跳ぶ動作にも影響が出やすくなります。
小学生の場合、ラジオ体操や短時間で終わる簡単なストレッチがおすすめです。
毎日少しずつ体を伸ばす習慣を身につけると、ケガ予防にもつながり、安心して運動に取り組めるようになるでしょう。
その結果、やる気を失ってしまうケースも少なくありません。
そこでおすすめしたいのがスポーツ教室や体操教室です。
スポーツ教室や体操教室では、遊びの要素や段階的な指導を取り入れながら体を動かします。
そのため、楽しさを感じながら自然に運動能力を高められるのです。
つまり、前向きな気持ちで運動に取り組める環境が、結果としてA判定を目指す土台作りにつながるのです。
特別な対策よりも、楽しみながら体を動かす経験を積み重ねて結果につなげましょう。
ジムオルソでは、お子様の年齢やレベル、やる気に合わせた、少人数制でアットホームな雰囲気のクラスを用意しています。
たとえば、2歳〜3歳が対象の「プレキッズ」をはじめ、小学3年生〜大人が対象の「バク転教室」までさまざまなクラスがあります。
体操教室への入会を検討されている方は、ぜひジムオルソの無料体験にお越しください。
しかし、新体力テストの存在を知らない人も多いのではないでしょうか。
そのため、学校から結果表を受け取り、内容や評価の意味が分からず戸惑う保護者も少なくありません。
本記事では、新体力テストの目的や成り立ち、種目内容を解説します。
また、気になる評価方法と評価アップの対策法も解説しているため、ぜひ参考にしてください。
新体力テストとは
新体力テストとは、文部科学省が定めた体力調査のことです。小学生の運動能力や健康状態を把握する目的で行われています。
日常生活を元気に過ごすために必要な体力の水準を知り、今後の指導に役立てるのが狙いだといわれています。
「新体力テスト」と呼ばれていますが、その歴史は古く、始まったのは1964年です。
東京オリンピック開催をきっかけに体力向上への関心が高まったことが背景として挙げられます。
当初は「スポーツテスト」と呼ばれており、時代の変化に合わせて内容が見直されました。
現在は「新体力テスト」に名称が変わり、長い歴史を持つ調査として全国で継続されています。
小学校では年に一度、主に5月から6月の年度初めに実施される流れが一般的です。
小学生の新体力テストの種目は全部で8種類
小学生の新体力テストは、全体で8つの種目から構成されています。これらは運動能力を評価する目的で取り入れられています。
各種目の測定方法や評価のポイントを事前に知っておけば、日頃の練習や準備もイメージしやすくなるでしょう。
ここでは、新体力テストの種目を8つ紹介します。
①握力
握力は腕や手の握る力を見る種目です。スメドレー式握力計を立った状態で用いて、左右それぞれ2回ずつ数値を測定します。
この数値は日常生活の様々な動作の基礎となる筋力の指標として評価されています。
②上体起こし
上体起こしは、腹筋を中心とした筋持久力を見る種目です。
背中を床につけた状態から上体を起こし、30秒間に何回できたかを数えます。
回数が多いほど持続して力を出す能力が高いことを示し、体幹の安定や姿勢保持にも関係する要素として取り入れられています。
③ソフトボール投げ
ソフトボール投げは、腕力だけでなく全身を使った投動作の能力を測定します。直径2メートルの円の中央に立ち、 円の中心から投球方向に中心角 30度の範囲内に向けてボールを投げ、その飛距離を計測します。
体のひねりやタイミングがポイントです。
④長座体前屈
長座体前屈は、体の柔軟性を評価する種目です。両脚を伸ばして座り、前屈して手の届いた距離を測定します。
柔軟性は怪我予防や正しい姿勢の獲得に役立つ要素とされているため、日頃から軽いストレッチを習慣にしておくと良いでしょう。
⑤反復横跳び
反復横跳びは、敏捷性を測定する種目です。
敏捷性とは、刺激に対して即座に反応し、体の位置や向きを素早く切り替える能力を指します。
床に1メートル間隔で引かれた3本の線を、20秒間で何回またいだかを計測し、動きの切り返しの速さを確認します。
⑥立ち幅跳び
立ち幅跳びは、下半身の瞬発力やジャンプ力を測る種目です。両足をそろえて立った状態から踏み切り、前方へ跳んだ距離を計測します。
助走は使えないため、腕の振りや踏み切りの力が記録に影響します。
全身を連動させる力がポイントです。
⑦20メートルシャトルラン(往復持久走)
20メートルシャトルランは、全身の持久力を測定する種目です。全国で統一されている電子音の鳴るタイミングに合わせて、20メートル間隔に引かれた2本のラインを一定の音に合わせて往復します。
音の間隔は 約 1分ごとに短くなり、走り続けられなくなった時点で終了です。
粘り強さだけではなく安定して呼吸できるかどうかもポイントです。
⑧50メートル走
50メートル走は、短距離を速く走る能力である走力を測る種目です。50メートルの直線コースを全力で走り、ゴールまでにかかった時間を計測します。
スタートの反応や加速の速さが記録に影響するため、日常の運動経験やフォームが結果に表れやすい傾向にあります。
新体力テストにおける点数の付け方
新体力テストでは、各種目の結果をそのまま評価するわけではありません。文部科学省が定めた基準に沿って点数化が行われます。
数値の大小だけで判断されないため、学年や性別に応じた公平な評価につながっているのです。
ここでは、新体力テストにおける点数の付け方と評価方法について解説します。
点数は項目別に定められている
新体力テストの得点は、文部科学省が作成した項目別得点表に基づいて算出されます。
引用:項目別得点表・総合評価基準表|文部科学省
各種目の測定結果を基準表に当てはめ、1点から10点までの点数が付けられます。
学年や男女別に基準が設定されており、成長段階を考慮した評価が行われる仕組みです。
総合得点が高い順に評価される
各種目で算出された点数を合計した総合得点により、体力の評価区分が決まります。
評価はAからEまでの5段階で示され、Aに近いほど体力水準が高いと判断されています。
ただし、特定の種目だけ良ければ評価が上がる わけ ではありません。
そのため、全体のバランスを考慮し、苦手な種目は克服するようにしましょう。
新体力テストでA判定を取るための対策法
新体力テストでA判定を目指すためには、短期間で結果を求めるのではなく、日常生活の中で体を動かす習慣を積み重ねることが重要です。そのため、基礎体力を全体的に高める習慣を意識しましょう。
ここでは、新体力テストでA判定を取るための対策法を3つ紹介します。
外で遊ぶ
外で遊ぶ時間を確保することは、新体力テスト対策として非常に重要です。なぜなら、外遊びでは走る、跳ぶ、投げる、止まるといった多様な動きを自然に繰り返すためです。
そのため、筋力や持久力、敏捷性など複数の能力を同時に刺激できます。
文部科学省の調査によると「幼児期に外遊びをよくしていた児童は日常的に運動し、体力も高い」ことも分かっています。
また、遊びを通して体を動かす経験は、運動への苦手意識克服にもおすすめです。
晴れた日はぜひ外遊びをしながら運動神経を鍛えてみてはいかがでしょうか。
参考:幼児期の外遊びと小学生の運動習慣・体力との関係|文部科学省
ストレッチを取り入れる
ストレッチは柔軟性を高める方法として有効です。なぜなら、体が硬いままでは、長座体前屈など柔軟性を求められる種目で記録が伸びにくくなるためです。
さらに、可動域が狭い状態では、走る動作や跳ぶ動作にも影響が出やすくなります。
小学生の場合、ラジオ体操や短時間で終わる簡単なストレッチがおすすめです。
毎日少しずつ体を伸ばす習慣を身につけると、ケガ予防にもつながり、安心して運動に取り組めるようになるでしょう。
スポーツ教室や体操教室に通う
新体力テストのためだけに特定の練習を続けると、単調になりやすく、子どもが運動を負担に感じる可能性があります。その結果、やる気を失ってしまうケースも少なくありません。
そこでおすすめしたいのがスポーツ教室や体操教室です。
スポーツ教室や体操教室では、遊びの要素や段階的な指導を取り入れながら体を動かします。
そのため、楽しさを感じながら自然に運動能力を高められるのです。
つまり、前向きな気持ちで運動に取り組める環境が、結果としてA判定を目指す土台作りにつながるのです。
まとめ
新体力テストは、日頃の運動習慣や体の使い方が結果に表れやすい調査です。特別な対策よりも、楽しみながら体を動かす経験を積み重ねて結果につなげましょう。
ジムオルソでは、お子様の年齢やレベル、やる気に合わせた、少人数制でアットホームな雰囲気のクラスを用意しています。
たとえば、2歳〜3歳が対象の「プレキッズ」をはじめ、小学3年生〜大人が対象の「バク転教室」までさまざまなクラスがあります。
体操教室への入会を検討されている方は、ぜひジムオルソの無料体験にお越しください。