バク転でけがをしないための事前準備
バク転は、事前準備を怠ったり慣れていないのに1人で行ったりすることでけがしてしまう可能性があります。そのため、バク転を行う際は、事前準備を怠らず、慣れるまでの間は補助要員を確保することがけが防止に必要不可欠です。動きやすい服装に着替える
バク転を行う際の服装は、動きやすいウェアを選ぶようにしましょう。おすすめなのは動く際、邪魔になりづらい半袖・半ズボンです。半袖・半ズボンでなくとも、伸縮性があり、体のサイズに合ったウェアであれば構いません。 ネックレスやピアスなどのアクセサリーはけがにつながりかねないため外し、ウェアも飾りがついていないシンプルなものを選ぶようにしましょう。けが防止のために準備体操をする
準備体操を十分に行い、けがのリスクを軽減しておきましょう。バク転は全身の筋肉を大きく使う技です。そのため、体が十分にほぐれていないと大けがにつながりかねません。バク転前には入念に全身のストレッチを行い、体が温まり、筋肉がほぐれた状態で行うようにしましょう。慣れるまでは補助の人をつける
バク転時、サポート役がいることで安全安心に練習できます。バク転に慣れていない間は体の動きもぎこちなく、1人で行うとけがをしてしまう場合があります。また、バク転に恐怖心を感じてしまう子どももいるため、サポート役をつけて安全に練習を行いましょう。サポート役がいれば安心してバク転ができ、けがをするリスクも軽減できます。
バク転の基本的なやり方
バク転には、基本的な動作と順序があります。これらを理解しマスターすることでバク転を成功させる確率がアップするでしょう。まずは基本に沿って実践していくことがおすすめです。1.腕を前から下ろしながら膝を曲げる
はじめに腕を肩の高さ程度まで上げます。次に膝を曲げながら腕を下ろします。腕の位置は横から見たとき、床と平行になる位置を意識するとよいでしょう。このとき重心は後ろに置き、膝はつま先よりも前に出さないことを意識します。膝がつま先よりも前に出ており、重心が前にかかっている状態でバク転をすると、上手く回れず頭を打つ可能性があるため、注意が必要です。2.腕を勢いよく振り上げる
下げた腕を勢いよく上に振り上げます。振り上げる速度が遅いと上手く跳べません。そのため、勢いよく腕を振り上げることが大切です。また、振り上げる腕は頭より後方を意識しましょう。腕がしっかりと後ろまで振り上げられることで体が曲がりやすくなり、スムーズに回転できます。手の振り上げと同時に顎が上がると、ジャンプの途中で身体が反ってしまい、上手に回転することができません。3.後ろに向かって跳ぶ
メインであるジャンプは、遠くに向かって跳ぶことを意識しましょう。また、高さが足りないと上手く跳べないため、高く跳ぶことも意識するようにします。つま先で床を押し上げ、足は真っ直ぐ伸ばすことが上手く跳ぶコツです。また、回転したあとに倒立するために、回転中は背中全体を反らせるようにしましょう。4.肘を伸ばした状態でマットに手をつく
回転し終えたら、マットに手をつきます。その際、肘は真っ直ぐに伸ばしておくことできれいな倒立姿勢が取れ、着地もきれいに決まります。5.マットを手で押して着地する
回転後、着地する際は指や腕にけがをしないよう、指の向きや腕の使い方を意識するようにしましょう。着地時は指を内側にし、八の字をイメージして着地します。着地したら肘は伸ばしたままマットを押し出すようにして回転し、再度着地します。 マットを押し出す際は手の力ではなく、肩から力を入れて押し出すことがポイントです。また、着地時に膝が伸びたままだとけがする恐れがあるため、膝を曲げて着地するようにしましょう。
バク転を成功させるためのコツ
バク転の基本的なやり方を理解しても、上手くできないことがあるかもしれません。その原因には、体の使い方や跳ぶタイミングなどが関係しています。基本的なやり方でやってみても上手くいかない人は、バク転を成功させるためのコツを知ることでバク転ができるようになるかもしれません。踏み込むときに膝が前に出ないよう意識する
ジャンプするため腰を下ろした際、膝はつま先よりも出ないよう意識しましょう。ジャンプする際、膝がつま先よりも前に出ていると重心も前にかかります。このような状態では、後ろにジャンプすることが難しい上に高くジャンプできないため、膝はつま先より前に出さず、重心は後ろにかかるよう意識する必要があります。腕の振りと跳ぶタイミングを合わせる
腕を振り上げるタイミングは、ジャンプする瞬間に合わせることで高くジャンプできるでしょう。その際、腕はしっかりと振り上げ、頭よりも後方まで上げることがポイントです。また、重心はジャンプ前同様、後ろにかかっていることを意識しておきます。このようなポイントを押さえることで、高さのあるジャンプが習得可能です。跳んだあとは膝を伸ばす
ジャンプ後、膝を伸ばしきることが高くジャンプするためのポイントです。ジャンプする際、膝が曲がっていると、高くジャンプできません。これはバク転ではなく、後方に倒れるような動きとなってしまいます。また、バク転の起き上がりには背中を反らせた反動が必要であり、膝を伸ばしきると背中も反らせやすくなるため、成功確率アップにつながります。バク転の練習方法
バク転の基本的なやり方やコツを理解したら、さっそく練習に取り組んでみましょう。しかし、いきなりバク転をやってみても上手くいかないこともあります。バク転から練習するのではなく、段階を踏んだ練習を行うことがおすすめです。バク転に必要な動きや体の使い方をマスターすることで、バク転の成功率アップにもつなげられるでしょう。ブリッジの姿勢でバク転の感覚をつかむ
ブリッジはバク転のように跳ぶ動作はありませんが、動きが似ているため、習得しておくとバク転をやる際に役立ちます。ブリッジの後方に体を反らせて倒れる動きは、バク転にも必要な動作です。 そのため、ブリッジで後方に倒れる感覚をつかんだり、体の柔軟性を高めたりしておくことで、バク転時にも同様の動きができるでしょう。また、ブリッジで後方に倒れることに慣れておくと、バク転時の恐怖心を払拭できるメリットもあります。壁倒立で身体を支えられるようにする
倒立はバク転の際、着地時に必要な姿勢です。そのため、壁倒立で体を支えられるようにしておくと、ジャンプ後の着地がきれいに決まります。壁倒立を練習すると、倒立時のバランス感覚や筋力の向上、さらには重心のかけ方などを習得できるため、バク転の着地時にも役立ちます。まとめ
バク転は体を大きく使う技であるため、けがするリスクもつきものです。バク転を成功させるためには、入念なストレッチや事前準備が欠かせません。また、基本的なやり方やコツを理解し、バク転に必要な技を習得していくことで成功率アップへとつなげられるのです。 バク転を成功させるために、体操教室への入会を考えている人もいるでしょう。アクロバットの花形であるバク転、ジムオルソのアクロバットクラスでは、より安全な環境のもと、一人一人の成長に合わせた指導により、決まった指導法や段階的に覚えるだけでなく、”出来そう”な時は、思い切って挑戦する指導を取り入れております。バク転を成功させるために参考になる動画①はこちら
バク転を成功させるために参考になる動画②はこちら
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